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vol.102 長谷川  徹  #31『勝つことにこだわってチームに貢献したい』

自分たちのサッカーが
できているという実感

1月11日に練習がスタートして、新チームが始動。1月16日から22日まで高知キャンプ、1月25日から2月4日まで宮崎キャンプが行われ、リカルド ロドリゲス監督(以後、監督)の掲げる“攻撃的なサッカー”への理解を深めながら、チームの連携を強めていった。
「充実したキャンプだったと思います。初日からキーパーもフィールドに出て攻撃に参加するなど、今までになかったような練習もありました。目の前にセンターバックの選手がいない光景は新鮮でしたね。キーパーとしては決して簡単なことではないのですが、今はサッカー界全体でそういうプレーが多くなっていると思うので、チームのレベルアップのためには必要なことだと思います。続けて練習していきたいです」

キャンプ中、そして徳島に帰ってきてからは練習試合も行われ、高知キャンプでは高知大学、宮崎キャンプではV・ファーレン長崎、大宮アルディージャ、ホンダロックSC、ヴァンフォーレ甲府と対戦。4勝1引き分けという結果で、特にJ1のカテゴリーに属しているヴァンフォーレ甲府に勝てたことは、大きな自信につながったのではないだろうか。さらに徳島に戻ってきてからも、練習試合では好調を維持している。
「練習試合をやっていく中で、徐々にチームとしての連携がうまくいくようになり、自分たちがやりたいサッカーができているという実感がありました。自分たちがボールを支配している時間も多く、監督の目指す“できるだけ長くボールを保持してゴールを目指していく”ということも意識してできたと思います。それをどのチームと対戦してもできるように、もっと質を高めていきたいですね」

今、みんなで同じ方向を
見ることができている

長谷川選手は2007シーズンに、名古屋グランパスでプロサッカー選手としてのキャリアをスタート。2011シーズンからヴォルティスでプレーしてきた。

今シーズン、12人もの新しいメンバーが加わったこともあり、長谷川選手は濱田選手に次いでチームに最も長く在籍している選手となった。
「新しい監督が来て、選手も大幅に変わりましたが、特に違和感はなく、みんなが同じ目標に向かって、同じ方向を見て頑張ることができていると思います。これまで様々なタイプの監督の下でプレーしてきましたが、リカルド監督は考え方や練習の方法など、あらゆる状況でバリエーションが豊富だと感じています。サッカーの色々なことを知っていて驚かされますし、何よりも熱いです」

今回のキャンプでは、できる限り早く相手にプレッシャーをかけてボールを奪うことをはじめ、監督が目指すサッカーを実現するためにやるべきことをチーム全体で確認し合ってきた。
「監督からは相手の状況を見ながら動くように言われているので、今まで以上に自分で考えて判断することが増えました。今後はまわりを見ながら動いていける力をつけることが課題です。ディフェンス陣は失ったらプレスに行くように言われていますが、実際、高い位置で奪えたらチャンスにつながると思います。当然、状況によって判断しなければいけない場面も多くなるので、後ろの選手同士の連携が大事になります。ディフェンダーは新しい選手が多いので、しっかりコミュニケーションをとりながらやっていきたいですね」

新しいキーパーからも学び、
レベルアップしていきたい

昨シーズンは初の副キャプテンに就任したものの、開幕前に負傷していた右足の手術を受け、開幕戦以降、リハビリを余儀なくされた。しかし、5月28日の第15節ギラヴァンツ北九州戦でスタメン出場を果たして復帰し、無失点で勝利に貢献。その後のリーグ戦はすべての試合に出場した。
「昨シーズンは出遅れてしまいましたが、今はハードな練習もできているし、コンディションもいい。あとは試合で全力を尽くすだけと思っています。今シーズンは4人体制のゴールキーパーのうち、自分と相澤選手以外、2人が新しい選手になりました。新加入した梶川選手、松澤選手ともにまだ20代前半ですが、ビルドアップがうまく、こちらが学ぶことも多いんです。4人で切磋琢磨する中で自分もレベルアップしていきたいですし、それがチームの底上げにもつながればいいですね」

そして、今シーズンも引き続き副キャプテンを務める。
「責任感を持ってやっていけたらいいと思いますし、若い選手も多いので、新キャプテンの岩尾選手とチームをしっかりまとめていきたいです。チームとしてはJ1昇格が絶対的な目標なので、そこはぶれることなく1年間やっていきたい。やはり結果が大切ですし、勝つことで試合を観にきてくれるファン・サポーターも増やしたいという気持ちもあります。勝つことにこだわって、チームの目標を達成できるように貢献したいですね」

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