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Vol.34 島村 毅

ヴォルティスに“残ってほしい”と
言われるようなプレーを

湘南ベルマーレから移籍した島村選手。ヴォルティスとは過去に対戦経験もある。
「毎回、1点を争うゲームになり、苦戦したチームです。タレント豊富で、特に前線にうまい選手が多いなと。プレーは前線の選手が流動的にポジションを変えて流れを崩し、ボールをつないで奪うというイメージがありました」と対戦相手としての印象を振り返る。

移籍先のチームで以前のチームメイトと再会するケースは多いが、島村選手の場合、ヴォルティスにはスタッフにしか知り合いがいなかったそうだ。
「だから多少、不安はありました。でもみんな仲良くしてくれて、すんなりチームにとけ込めましたね。本当に仲がいいチームです」

湘南では昇格を経験し、昨シーズンはJ1で24試合に出場した。
「1年間、J1で戦ってみてレベルの高さを感じ、自分の未熟な部分を思い知らされました。それで環境を1から変えようと移籍を決断したんです。今シーズンは“昇格以外ない”という強い気持ちで移籍してきましたから、新しい環境で今まで以上に泥臭く戦っていきたいです」

移籍期限は今年2月から来年1月となっている。
「先のことは考えていませんが、湘南には戻って来い、そしてヴォルティスには残ってほしいと言ってもらえるようなプレーをしたいですね」

島村 毅

島村 毅

あきらめかけたこともあった
プロ選手になる夢

サッカーを始めたのは幼稚園生の時。兄弟がやっていたというように身近にサッカーがあったわけではないが、一人で壁に向かってボールを蹴っていたそうだ。
「それを見た先生が親に“サッカーをやりたいみたいですよ”と言ってくれて、幼稚園のサッカークラブに入ることができたんです。5歳の頃だから、もう20年近く続けていることになりますね。小学校に入ってからは水泳や書道、ピアノ、塾も行って忙しかったんですが、サッカーは続けていました。どれも自分からやりたいと言って始めたので、親には感謝しています」

中学では地元の越谷FCジュニアユースという強豪クラブで活動。まわりがあまりにうまかったために、サッカーで高校に進むのは難しいかもしれないと感じて、かなり勉強も頑張ったそうだ。
「結局はサッカー推薦で高校に入学したのですが、今度はそれほど強いチームではなく、1年生から試合に出て自分がチームを引っ張っていかなければいけませんでした」

プロ選手になることを初めて意識したのは高3の時。進学した大学のチームでは、レギュラーはみんなプロチームに進むような環境だったため、刺激を受けて本気で目指すようになった。
「自分じゃ無理かなとあきらめかけた時期もありましたが、高校、大学と地道に努力した結果、プロになれたと思っています」

今シーズンがプロ4年目。6月25日の第18節でヴォルティス移籍後、初ゴールを決めた。しかも「一番燃える相手」と語っていた湘南ベルマーレとの試合でのことだ。今シーズンは4得点を挙げ、現時点ですでにプロになってから最高の得点数となっている。

島村 毅

島村 毅

島村 毅

オフの日はサッカーを忘れて
カフェで本を読んで過ごします

徳島が気に入っているという島村選手。以前のようにはショッピングができなくなったが、その分、体をしっかり休ませて、サッカーに集中できていると感じているそうだ。
「来てからはうどんを食べ続けていますね。徳島ラーメンも好きでよく食べますよ。オフの前の日はチームのみんなで食事に行ったりしています」

オフの日は気持ちを切り替えて、サッカーのことは考えない。リフレッシュに徹しているという。
「最近、カフェでコーヒーを飲みながら本を読むのにハマっているんです。家の近くにお気に入りのカフェがあって、長いときは2時間ぐらい過ごしてますね。ちょっと暗いオフですけど…。今は『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウンの本をよく読みます」 
 サポーターから徳島のカフェがたくさん載っている本をプレゼントされたので、それを参考に新しいカフェを見つけていきたいそうだ。

オフは読書と聞いて納得してしまう、物静かな印象の島村選手だが、最後は熱く抱負を語ってくれた。
「結果が出ることでますますチームもまとまっていくと思うので、1つ1つの勝利を大事にしていきたいです。自分はテクニックが持ち味というタイプではないから、その分、体を張って守備をすること、全力でプレーすることが役割だと思っています。試合では自分がまわりを引っ張るぐらい激しくやっていきたいですね。このまま上位に食らいついていきますので、応援よろしくお願いします!」

島村 毅

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