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Vol.96 アチーレ エマナ選手×佐藤美希さん対談

はじめての日本。チームメイトと交流するのが楽しみです—— アチーレ エマナ選手 ——

見事、ダービーフラッグを守り抜いた第25節愛媛FC戦。この試合を控えた7月21日、Jリーグ女子マネージャーとして活躍中の佐藤美希さんが徳島スポーツビレッジを訪れた。
2015シーズンに続き、J1、J2、今シーズンからはJ3のチームやスタジアムをまわってJリーグの魅力を伝えている佐藤さんが、7月21日に新加入会見を行ったばかりのアチーレエマナ選手とともにヴォルティスやJリーグの魅力について対談した。

佐藤はじめまして。エマナ選手にお会いして、まず“力強い選手”という印象を受けました。相手選手だったら、思わず一歩引いてしまうだろうなという気がします。

エマナ見た目だけで相手がそんな風に感じてくれて、勝ちが近づくのならうれしいです。佐藤さんは…美しいですね。アジアの女性は美しいと思うのですが、実は徳島に到着してから練習場とホテルの移動しかしていないので、それほど女性に会っていないんです。佐藤さんのようにきれいな女性に会えるなら楽しみです(笑)。

佐藤日本にはこれまでに何回ぐらい来ているのですか?

エマナ今回が初めてです。日本というと東京のイメージが強く、東京はマドリードなどに並ぶ大きな都市でありながら、とても落ち着いた街だという印象を持っていました。まだ徳島に来て日が浅いですが、日本に対して持っていたイメージ同様、とてもいい街だと思います。

佐藤ヴォルティスの練習場は緑がたくさんあるので、プレーがしやすいのではないでしょうか?

エマナそうですね。今朝も練習場を走っていて感じたのですが、緑が多いのはもちろん見晴らしが良く、空気がきれいで呼吸をしていてもとても気持ちよいです。これはスポーツ選手にとって大事なことで、このようなすばらしい環境でトレーニングできることがうれしいです。

佐藤日本に来たばかりで、まだ分からないことも多いと思うのですが、サッカー以外にやってみたいことはありますか?

エマナやってみたいことは2つあります。1つ目は日本語を勉強することです。自分は5カ国語ぐらい話せるのですが、色々な言語に比べて、日本語というのはかなり難しいと思います。でもチャレンジしてみたいです。2つ目は徳島の色々な場所を見てまわることです。これからオフの時に様々な場所を訪ねて、徳島の魅力を知りたいと思います。ただ、日本は車が右ハンドルなので、そこだけが心配です(笑)。

佐藤エマナ選手はこれまでにフランス、スペイン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、メキシコなどでプレーしてきたそうですね。海外の色々な国を見てきた中で、日本にはどんな魅力がありますか?

エマナ一番の違いというか、最も印象的だったのは日本人の人間性です。日本人の気質なのかもしれませんが、誰にでも優しく、親切だという印象があります。そこが今まで暮らしていた国との一番の違いです。そして、一人ひとりが自立していて、他の人に迷惑をかけない強いメンテリティを持っていますね。

佐藤なるほど。今までのチームではプライベートで選手同士で積極的に接する機会はあったんですか?

エマナそうですね。これまでのチームでも選手と一緒に食事をするなどの交流がありました。チームの中で決めた罰金を科すルールがあり、そのお金が貯まるとみんなでご飯を食べにいったりしていたんです。そういう時間は楽しみでした。

佐藤徳島はお魚が本当においしいんですよ。ぜひ食べに行ってみてください。

エマナまだチームメイトと合流できていないのですが、できるだけ早く仲よくなっておいしいレストランに招待してもらわなければいけないですね(笑)。

日本のサポーターは熱心で温かいです—— Jリーグ女子マネージャー — 佐藤美希さん ——

佐藤ヴォルティスのファンの方やサポーターさんとは交流されましたか?これはヴォルティスに限らず、どこのチームにも共通していますが、Jリーグのサポーターさんは練習の時から応援に駆けつけてくださるなど、本当に熱心で温かいというのが、これまでチームやスタジアムをまわってきた印象です。海外のチームのサポーターさんについては詳しく知りませんが、選手にとって練習や試合がしやすい雰囲気なのかなと思います。

エマナこれまで所属したチームでもサッカースクールを開催したり、イベントに参加したりしていました。残念ながらヴォルティスのサポーターとはまだ直接会っていないのですが、ファンサービスなどを積極的にさせていただき、いい雰囲気をつくっていければと思っています。

佐藤Jリーグは女性サポーターも多いので、ファンイベントなども海外のチームとはまた違った雰囲気になると思います。エマナ選手のご家族は、日本でプレーすることについてどう思っていらっしゃるのでしょう?

エマナこれまでも海外の色々な国でプレーしてきたので、日本に来ることについても反対はなかったですし、今回も「精いっぱいやって来い」と送り出してくれました。家族はどんな時も私の決断を常に尊重し、全面的にサポートしてくれるので助かっています。会える機会が少ないので、家族の名前を身体に入れて自分を勇気づけています。

佐藤寂しくなった時などに見るのですか?

エマナ腕に娘の名前、首に母の名前を入れているのですが、難しい状況になった時などに見て自分を励ましています。

佐藤日本ではどんなプレーを見せたいですか?

エマナ新加入の記者会見でも話したように、楽しさ、喜びを感じるプレーを心がけるので、そこを1人でも多くの人に見てもらいたいですね。試合ではこれまでのキャリアを活かすことはもちろん、自分の武器であるオフェンスで最大限に力を発揮していきたいです。グラウンドの外ではチームメイトなどと関わる中で、日本の文化をはじめ、色々なことを吸収していきたいと思います。

佐藤最後にヴォルティスに関わる皆さんにメッセージをお願いします。

エマナまずクラブ関係者の方には、このようなチャンスをいただいたことに感謝しています。そして試合に勝つことはもちろん、時には負けてしまうこともある中で、ファン・サポーターとは喜びも悔しさも分かち合えるような関係を築いていきたいです。

佐藤ありがとうございました!

エマナアリガトウ!

※インタビューは7月21日(木)、新加入記者会見後に実施しました。

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