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アレックス選手

アレックス選手

2012 - 2016 徳島ヴォルティス在籍

PROFILE
1983年4月16日生まれ
Jリーグ出場500試合以上を記録しJリーグ功労選手賞を受賞した左SBの名手。19歳で来日し、Jリーグの7クラブでプレーし、正確な左足からのキックに加えて90分にわたり攻守に献身的なプレーでどのクラブでも評価されてきた。引退後は徳島ヴォルティスのアカデミーでコーチを務める。

ヴォルティスで一番の思い出は、国立競技場でのJ1昇格プレーオフ決勝・京都戦(2-0)。サッカーよりも、サポーターがすごく思い出に残っている。いつも僕は試合が始まる前にグラウンドに出ていろんなことを確認していた。「芝はどんな感じかな」、「どんな天候かな」。あの日はグラウンドに入った瞬間に、サポーターがすごかった。J1の雰囲気だった。「今日は勝つんじゃないかな」って本当に思ったし、あの瞬間に気持ちも入った。

東京でやっているのにホームかと思った。徳島から東京に移動もあるのに、あの人数がいることに驚いた。
鳴門のスタジアムでもパブリックビューイングをしていたと聞いていた。あの日はサポーターの日だったんじゃないかなと思う。すごかった。国立にはサポーターが目の前にいて、鳴門にもたくさんのサポーターがいることをすごいと思った。
勝つ雰囲気を作った。マジで感動した。最高だった。

今指導者(徳島ヴォルティスジュニアユースコーチ)として大事にしているのはまずは「情熱」。情熱がないと何も始まらないことをまずは伝えたい。人生で何をするにしても情熱があれば上手くいく。そして、情熱の次に大切なことは「誰かのために頑張ること」。家族のためでも、奥さんや子どもでも誰のためでもいい。もちろん自分のためということも大切。でも、僕は自分のためではなく、誰かの人生のためと思いながらずっとやっていたと思う。だから現役を長く続けられたんじゃないかな。言葉にしなくてもいいし、思っていればいい。最後は心。

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