今日、試合前のミーティングで『一瞬の隙でやられるし、我々は一瞬の隙を突きたい』という話をしましたが、選手たちが本当に90分間を通して集中を切らさず、パワープレーヤーを含めて相手のフットボールをさせなかったことが一番大きな勝利の要因だったんじゃないかと思います。前半、相手も前からプレスに来ることを想定していて、中盤でズレを生じさせていい形で侵入していく事を選手たちが体現してくれました。それから中盤の競り合いで主導権を握りたいと思っていましたが、非常に良い入り方をしてくれました。もう少しゴール前まで大胆にいきたかったですけど、良い形でセンターラインを超えることができていましたし、攻撃面は悪くなかったんじゃないかと思います。後半最初の10分くらいはなかなかリズムを作れませんでしたが、90分間を通してホームで勝点3を取れたことが大きいと思います。
ちょっと詳しいことは言えませんが、左と右でアンバランスに見えるけどそれが自分たちの狙いでもありました。そこは中盤の鹿沼、児玉、重廣、そして(杉本)太郎を含めて4枚の中盤が流動性を持って良い形で相手の最終ラインを引き出し、その後のプレスの外し方は非常によかったんじゃないかと思います。
大宮さんはハイプレスで、しかも最終ラインが非常に堅いので、保持したまま押し込む形をより多く作りたかったからです。それと大宮さんはセカンドボールの回収も早いので、そこで主導権を握りたかったというのがありました。そこは選手たちが体現してくれました。
長崎戦ではボールを奪った後、後ろに下げたり横に逃げたりしていた場面があったので、思い切って勇気を持って前の選手に付ける練習をこの二週間で取り組みました。選手同士でも声をかけ合いながらやっていました。前にボールを付けるスピード感とボールを収める力、フィニッシュまでいけるクオリティのところは非常に意識してやってくれていました。いい守備から始まって攻撃が完結できたのは非常によかったんじゃないかと思います。
大宮さんはチームとしても個人としてもクオリティが高く手強い相手だったので、非常に大きいと思います。あとはDFラインやGKだけではなく前線からの献身的な守備がこの結果につながっていると思いますし、試合に出ている選手だけじゃなく、リハビリをしている選手やサブだったりメンバーに入れなかった選手たちも普段から意識してやってくれています。これから連戦もありますので、質が落ちないようにみんなで成長していきたいです。
自分たちの意図でボールを動かして侵入でできたので、奪われた後もトランジションでボールを奪うことができていました。攻撃と守備は一体なので、攻撃でいい形で侵入できたからこそ、いい守備もできたと思います。
前半から中盤でのセカンドボールには対応できていたと思います。相手に収められてもリカバリーが上手くいきました。ただ相手の前線も上手かったので、剥がされる場面が無かった訳ではありません。あとはカプリーニ選手が入ってきてからも剥がされる場面があったので、そのような隙を見せていたら失点につながるので改善しなければいけないと思います。
中盤でボールを持ちたいという意図がありました。その通りになっていましたし、青木選手の所から侵入できていたので、スペースを作って侵入するという狙いも上手くいく場面が多かったです。
守備がハマって、コシ君(山越選手)の所でカットできましたし、その後の縦パスが上手く入ることを信じて走ったら、(渡)大生君が良いところに落としてくれました。ハーフタイムに監督が「どんどん足を振っていこう」と言っていたので、ファーストタッチも決まったので思い切って振りました。入って良かったです。
チームとしてまだまだ改善すべき課題はありますが、結果的に無失点は何よりの収穫だと思います。
前半はオーガナイズされた形でロングボールを入れてセカンドボールを拾えていましたが、チャンス自体は少なかったと思います。後半のように、前半からもっとチャンスを作れたと思いますし、攻撃と守備は表裏一体なので、自分を含めてもっと高めていきたいです。
90分の間にはチャンスを作られたり、相手の時間になる時もあります。でも、今日の3CBをはじめ、DF陣とは常にコミュニケーションを取っていますし、相手選手の特徴を含めて、失点を減らす作業を常に意識しています。今は2失点しかしていませんが、どちらに転ぶかわからない場面は何度もありますし、新しい変化や発見をしながらこれからも高めていきたいと思います。
今日の相手は好調な大宮でしたが、「自分たちが上位を目指していくには勝たなければいけない試合だ。決勝戦のつもりで戦おう」と監督も試合前に言っていました。その大事な試合で勝点3を取れたことが本当に嬉しいです。
(渡)大生が見えたので縦パスを刺しました。なかなか得点できていない現状ですが、バックパスや安全なパスではなく、「しっかりと前の選手に付けよう」ということは監督からチーム全員に言われています。それを上手く体現できました。チームとしての守備が機能して相手のパスコースはあそこしかありませんでした。だからこそ、僕がカットできたし得点シーンにつながったと思います。
前線の選手からしっかりとハードワークしてくれているので、後ろの選手だけではなく、チーム全体がしっかりとプレーできているからこその結果です。隙を見せることなく、もっとクリーンシートの数を増やせるように努力していきます。
徳島ヴォルティス公認ファンサイト「ヴォルティススタジアム」では、試合後のコメントや試合レポートなども掲載しております。
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今日、試合前のミーティングで『一瞬の隙でやられるし、我々は一瞬の隙を突きたい』という話をしましたが、選手たちが本当に90分間を通して集中を切らさず、パワープレーヤーを含めて相手のフットボールをさせなかったことが一番大きな勝利の要因だったんじゃないかと思います。
前半、相手も前からプレスに来ることを想定していて、中盤でズレを生じさせていい形で侵入していく事を選手たちが体現してくれました。それから中盤の競り合いで主導権を握りたいと思っていましたが、非常に良い入り方をしてくれました。もう少しゴール前まで大胆にいきたかったですけど、良い形でセンターラインを超えることができていましたし、攻撃面は悪くなかったんじゃないかと思います。
後半最初の10分くらいはなかなかリズムを作れませんでしたが、90分間を通してホームで勝点3を取れたことが大きいと思います。
Q 立ち上がりから高木選手が高い位置を取っていましたが狙いは?
ちょっと詳しいことは言えませんが、左と右でアンバランスに見えるけどそれが自分たちの狙いでもありました。そこは中盤の鹿沼、児玉、重廣、そして(杉本)太郎を含めて4枚の中盤が流動性を持って良い形で相手の最終ラインを引き出し、その後のプレスの外し方は非常によかったんじゃないかと思います。
Q ボールを持つのが得意な4選手を中盤で同時に起用した理由は?
大宮さんはハイプレスで、しかも最終ラインが非常に堅いので、保持したまま押し込む形をより多く作りたかったからです。それと大宮さんはセカンドボールの回収も早いので、そこで主導権を握りたかったというのがありました。そこは選手たちが体現してくれました。
Q 得点シーンは守備でハメたインターセプトから、山越選手の縦パス、渡選手のポストプレー、鹿沼選手のシュートと質が伴うゴールシーンだと思いますが、監督はどうご覧になりましたか?
長崎戦ではボールを奪った後、後ろに下げたり横に逃げたりしていた場面があったので、思い切って勇気を持って前の選手に付ける練習をこの二週間で取り組みました。選手同士でも声をかけ合いながらやっていました。前にボールを付けるスピード感とボールを収める力、フィニッシュまでいけるクオリティのところは非常に意識してやってくれていました。いい守備から始まって攻撃が完結できたのは非常によかったんじゃないかと思います。
Q 最後に今日の試合で5試合目の無失点となりました。
大宮さんはチームとしても個人としてもクオリティが高く手強い相手だったので、非常に大きいと思います。あとはDFラインやGKだけではなく前線からの献身的な守備がこの結果につながっていると思いますし、試合に出ている選手だけじゃなく、リハビリをしている選手やサブだったりメンバーに入れなかった選手たちも普段から意識してやってくれています。これから連戦もありますので、質が落ちないようにみんなで成長していきたいです。
Q 今日、徳島が相手を上回れた理由は?
自分たちの意図でボールを動かして侵入でできたので、奪われた後もトランジションでボールを奪うことができていました。攻撃と守備は一体なので、攻撃でいい形で侵入できたからこそ、いい守備もできたと思います。
前半から中盤でのセカンドボールには対応できていたと思います。相手に収められてもリカバリーが上手くいきました。ただ相手の前線も上手かったので、剥がされる場面が無かった訳ではありません。あとはカプリーニ選手が入ってきてからも剥がされる場面があったので、そのような隙を見せていたら失点につながるので改善しなければいけないと思います。
Q 中盤にテクニカルな選手を揃えた構成でしたが、どのような意図がありましたか?
中盤でボールを持ちたいという意図がありました。その通りになっていましたし、青木選手の所から侵入できていたので、スペースを作って侵入するという狙いも上手くいく場面が多かったです。
Q 得点場面を振り返ってください。
守備がハマって、コシ君(山越選手)の所でカットできましたし、その後の縦パスが上手く入ることを信じて走ったら、(渡)大生君が良いところに落としてくれました。ハーフタイムに監督が「どんどん足を振っていこう」と言っていたので、ファーストタッチも決まったので思い切って振りました。入って良かったです。
Q 際どいシーンでも守備範囲広く、落ち着いた対応で無失点に抑えました。試合を振り返っていかがですか?
チームとしてまだまだ改善すべき課題はありますが、結果的に無失点は何よりの収穫だと思います。
Q 今感じている課題とは?
前半はオーガナイズされた形でロングボールを入れてセカンドボールを拾えていましたが、チャンス自体は少なかったと思います。後半のように、前半からもっとチャンスを作れたと思いますし、攻撃と守備は表裏一体なので、自分を含めてもっと高めていきたいです。
Q GKと3CBの連携は信頼関係を含めて非常に良いのではないですか?
90分の間にはチャンスを作られたり、相手の時間になる時もあります。でも、今日の3CBをはじめ、DF陣とは常にコミュニケーションを取っていますし、相手選手の特徴を含めて、失点を減らす作業を常に意識しています。今は2失点しかしていませんが、どちらに転ぶかわからない場面は何度もありますし、新しい変化や発見をしながらこれからも高めていきたいと思います。
今日の相手は好調な大宮でしたが、「自分たちが上位を目指していくには勝たなければいけない試合だ。決勝戦のつもりで戦おう」と監督も試合前に言っていました。その大事な試合で勝点3を取れたことが本当に嬉しいです。
Q 決勝点となったゴールは山越選手の縦パスからでしたね。
(渡)大生が見えたので縦パスを刺しました。なかなか得点できていない現状ですが、バックパスや安全なパスではなく、「しっかりと前の選手に付けよう」ということは監督からチーム全員に言われています。それを上手く体現できました。
チームとしての守備が機能して相手のパスコースはあそこしかありませんでした。だからこそ、僕がカットできたし得点シーンにつながったと思います。
Q 今日で今シーズン5度目のクリーンシートです。
前線の選手からしっかりとハードワークしてくれているので、後ろの選手だけではなく、チーム全体がしっかりとプレーできているからこその結果です。隙を見せることなく、もっとクリーンシートの数を増やせるように努力していきます。
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