四国ダービーに大勢のファン・サポーターが駆けつけてくれました。また愛媛のファン・サポーターもいい雰囲気を作っていただき、本当に熱い試合ができたのではないかと思います。こういった雰囲気は両チームが作り出すものです。次は我々のホームでまた戦いたいなと思います。
今日は試合前の選手たちに「左胸のエンブレム・プライドを賭けた戦いだ」、「美しく綺麗に戦うよりもファイトすること、戦うこと、出し切ること。この一戦に懸けよう」という話をしました。それを選手たちが試合開始から見せてくれたと思います。
ただ前半の20分過ぎから自分たちのミスから愛媛さんにセットプレーやショートカウンターを食らうシーンが出てしまいました。あのようなシーンで奪った後にフリーな選手を見つけて前に付けたり、前線の選手の動き出しをしっかり見て使いたかったのですが、相手もミドルゾーンで守備を組みながらショートカウンターを狙っていたので、そこに引っかかるようなボールの動かし方をしてしまい、相手にリズムを渡してしまったことは大きな反省点です。
後半、相手もギアを上げてきて多少立ち位置を変化させてくることもわかっていました。前節の山口戦もそうですが、点を取ってリードした中で相手にスペースを与えないようなミドルからローの守備と、状況によってはハイプレスにも行きたかったのですが、何本か背後を取られた場面がありました。そこに関しては、前線の限定の仕方や背後への対応を改善しなくてはいけないと思います。あとはもっとしっかり相手を見ながらボールを動かしたいという次の試合に向けた反省点もあったので、磐田戦に向けていい準備を選手たちとともにしていきたいと思います。
東京Vの時に昇格していますし、うちに来てからも若い選手にしっかり伝えてくれています。彼のような選手がピッチ内にいると試合が本当に締まるなと思って見ていました。
もちろん相手の立ち位置ややってくる狙いもあるんですが、まずは自分たちが前半の最初にできていた部分(中を上手く使いながら外から侵入していくこと)ができていなくて、前での収まりを持ちたかったのでトニーを入れました。それと(渡)大生の背後へのランニングでいい形も作れていたので、前への推進力を少し増やしたい狙いがありました。あとはエウソン(エウシーニョ)が多少疲れもありましたし、右サイドのスペースを使いたかったので、(柳澤)亘の推進力に期待して入れました。
サッカーはミスが起きるスポーツですが、ミスの仕方がゴールに直結しやすいような形だったので、大生もここをしめなければいけないということで喝を入れたのだと思います。ハーフタイムで僕も喝を入れようと思っていましたが、ロッカールームで自分が話す前に既に選手同士で議論をしていて、選手たち自身がそういう雰囲気を出していました。なので、前半の課題と後半のやるべきことを伝えることに焦点を当てて後半に臨めたことも大きかったと思います。
彼は去年から怪我が重なってリハビリの期間も長くて、トレーナー陣やメディカルスタッフが彼に向き合っていい状態を作ってくれました。彼もここ最近試合に絡めていて、こういう結果が出たことは本人が一番嬉しいと思いますし、メディカルスタッフやトレーナーを含めた彼に関わった人たちにとっても大きなゴールだったと思います。
素直に嬉しいですし、あの熱量は本当に素晴らしかったです。ピッチ上でも感じることができましたし、こんな熱い戦いなんだと実感できました。ダービーに勝つことは本当にいいですね。
すごく重要でした。12人目の戦士として我々とともに本当に戦ってくれました。ダービーだけでなく、どの試合でもサポーターの熱量は我々の力になります。
玄選手がサイドからボールを運んでいるのは見えていて、ファーを狙ってくるのはわかっていたのでそこにポジションを取っていましたし、(相手に当たりましたが)いいボールが来たので合わせるだけでした。
僕の目標はいつも変わりません。まずはチームの勝点3が一番大事で、その勝利に僕も貢献したいしチームが勝てれば嬉しいです。
ライン間に立ってボールを受けたり背後を狙ってほしいという指示があったので、そういったことを意識してプレーしていました。
今日はアウェイ側で決めていたので(サポーターとの)距離もあってダンスはできませんでした。来週は期待していてください!
ブラジルではこういった試合を「クラシコ」と言いますが、すごく盛り上がります。旗はありませんが、「ダービーは勝つ」という格言もあります。サポーターの熱量が感動的ですごく嬉しかったです。
前半から自分たちのミスも多かったですし、自分たちのやりたいことがなかなかできていないなとベンチから見ていて思いました。点は取れていましたが、後半もそこまでいい状態ではない中で、この雰囲気を変えたいと思って試合に出ました。それでもなかなかうまく変わらない中で、ボールを奪った後にそのままゴールできたことは大きかったです。
(シュートシーンは)本当に冷静でした。そういう時はだいたい外すんですけど、流し込むだけという中でボテボテのシュートでしたが入って良かったです。相手がトニー(アンデルソン)に引き付けられていて真ん中がぽっかり空いていました。
本当にこの一週間はダービーのために全員が気持ちを入れてやってきました。クリーンシートで複数得点できて、内容に関しては誰も満足できていませんが、ダービーは勝利が一番だったのでよかったです。
(勝利できて)めっちゃ嬉しいです。
難しい時間もありましたが、味方のミスを防いで助けるのがいいGKなので、そこはもっと高めていきたいです。
絶対負けられない試合でした。僕も「徳島の子」なので、みんなと戦えて幸せな時間でした。
試合前からコシくん(山越選手)と「勝ったら絶対ゴール裏でやろうね」とやろうと話をしていました。でももうちょっと練習します(笑)。
順位や結果は後から付いてくるものだと思っています。徳島へ戻ってもやるべきことをやって、ここからまた重要な試合が待っているので、そこに向けていい準備をしたいです。
徳島ヴォルティス公認ファンサイト「ヴォルティススタジアム」では、試合後のコメントや試合レポートなども掲載しております。
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四国ダービーに大勢のファン・サポーターが駆けつけてくれました。また愛媛のファン・サポーターもいい雰囲気を作っていただき、本当に熱い試合ができたのではないかと思います。こういった雰囲気は両チームが作り出すものです。次は我々のホームでまた戦いたいなと思います。
今日は試合前の選手たちに「左胸のエンブレム・プライドを賭けた戦いだ」、「美しく綺麗に戦うよりもファイトすること、戦うこと、出し切ること。この一戦に懸けよう」という話をしました。それを選手たちが試合開始から見せてくれたと思います。
ただ前半の20分過ぎから自分たちのミスから愛媛さんにセットプレーやショートカウンターを食らうシーンが出てしまいました。あのようなシーンで奪った後にフリーな選手を見つけて前に付けたり、前線の選手の動き出しをしっかり見て使いたかったのですが、相手もミドルゾーンで守備を組みながらショートカウンターを狙っていたので、そこに引っかかるようなボールの動かし方をしてしまい、相手にリズムを渡してしまったことは大きな反省点です。
後半、相手もギアを上げてきて多少立ち位置を変化させてくることもわかっていました。前節の山口戦もそうですが、点を取ってリードした中で相手にスペースを与えないようなミドルからローの守備と、状況によってはハイプレスにも行きたかったのですが、何本か背後を取られた場面がありました。そこに関しては、前線の限定の仕方や背後への対応を改善しなくてはいけないと思います。あとはもっとしっかり相手を見ながらボールを動かしたいという次の試合に向けた反省点もあったので、磐田戦に向けていい準備を選手たちとともにしていきたいと思います。
Q 前半、危ないシーンで山越選手の守備が光りました。
東京Vの時に昇格していますし、うちに来てからも若い選手にしっかり伝えてくれています。彼のような選手がピッチ内にいると試合が本当に締まるなと思って見ていました。
Q 後半、愛媛の立ち位置や狙いに対して、交代のタイミングは関係性はありますか?
もちろん相手の立ち位置ややってくる狙いもあるんですが、まずは自分たちが前半の最初にできていた部分(中を上手く使いながら外から侵入していくこと)ができていなくて、前での収まりを持ちたかったのでトニーを入れました。それと(渡)大生の背後へのランニングでいい形も作れていたので、前への推進力を少し増やしたい狙いがありました。あとはエウソン(エウシーニョ)が多少疲れもありましたし、右サイドのスペースを使いたかったので、(柳澤)亘の推進力に期待して入れました。
Q 前半にミスの多くなった時間帯に、渡選手がチームメイトに喝を入れるシーンがあって、プロフェッショナルな関係性ができているように見えました。
サッカーはミスが起きるスポーツですが、ミスの仕方がゴールに直結しやすいような形だったので、大生もここをしめなければいけないということで喝を入れたのだと思います。ハーフタイムで僕も喝を入れようと思っていましたが、ロッカールームで自分が話す前に既に選手同士で議論をしていて、選手たち自身がそういう雰囲気を出していました。なので、前半の課題と後半のやるべきことを伝えることに焦点を当てて後半に臨めたことも大きかったと思います。
Q 交代出場の柳澤選手が貴重な追加点を奪いました。
彼は去年から怪我が重なってリハビリの期間も長くて、トレーナー陣やメディカルスタッフが彼に向き合っていい状態を作ってくれました。彼もここ最近試合に絡めていて、こういう結果が出たことは本人が一番嬉しいと思いますし、メディカルスタッフやトレーナーを含めた彼に関わった人たちにとっても大きなゴールだったと思います。
Q 試合を振り返って。
素直に嬉しいですし、あの熱量は本当に素晴らしかったです。ピッチ上でも感じることができましたし、こんな熱い戦いなんだと実感できました。ダービーに勝つことは本当にいいですね。
Q サポーターの後押しはどのくらい力になりましたか?
すごく重要でした。12人目の戦士として我々とともに本当に戦ってくれました。ダービーだけでなく、どの試合でもサポーターの熱量は我々の力になります。
Q ゴールシーンを振り返って。
玄選手がサイドからボールを運んでいるのは見えていて、ファーを狙ってくるのはわかっていたのでそこにポジションを取っていましたし、(相手に当たりましたが)いいボールが来たので合わせるだけでした。
Q 今後の目標を聞かせてください。
僕の目標はいつも変わりません。まずはチームの勝点3が一番大事で、その勝利に僕も貢献したいしチームが勝てれば嬉しいです。
Q 今日は前線だけでなくサイドやライン間でのプレーも多かったですが、どういった狙いがありましたか?
ライン間に立ってボールを受けたり背後を狙ってほしいという指示があったので、そういったことを意識してプレーしていました。
Q ゴール後のダンスは?
今日はアウェイ側で決めていたので(サポーターとの)距離もあってダンスはできませんでした。来週は期待していてください!
Q ブラジルにはダービーフラッグのようなものはあるんですか?
ブラジルではこういった試合を「クラシコ」と言いますが、すごく盛り上がります。旗はありませんが、「ダービーは勝つ」という格言もあります。サポーターの熱量が感動的ですごく嬉しかったです。
Q ゴールシーンを振り返って。
前半から自分たちのミスも多かったですし、自分たちのやりたいことがなかなかできていないなとベンチから見ていて思いました。点は取れていましたが、後半もそこまでいい状態ではない中で、この雰囲気を変えたいと思って試合に出ました。それでもなかなかうまく変わらない中で、ボールを奪った後にそのままゴールできたことは大きかったです。
(シュートシーンは)本当に冷静でした。そういう時はだいたい外すんですけど、流し込むだけという中でボテボテのシュートでしたが入って良かったです。相手がトニー(アンデルソン)に引き付けられていて真ん中がぽっかり空いていました。
Q 四国ダービーでの勝利について。
本当にこの一週間はダービーのために全員が気持ちを入れてやってきました。クリーンシートで複数得点できて、内容に関しては誰も満足できていませんが、ダービーは勝利が一番だったのでよかったです。
(勝利できて)めっちゃ嬉しいです。
Q ナイスセーブもたくさんありました。
難しい時間もありましたが、味方のミスを防いで助けるのがいいGKなので、そこはもっと高めていきたいです。
Q 前半からサポーターに声援を求める姿もありました。
絶対負けられない試合でした。僕も「徳島の子」なので、みんなと戦えて幸せな時間でした。
Q 試合後の阿波踊りも印象的でした。
試合前からコシくん(山越選手)と「勝ったら絶対ゴール裏でやろうね」とやろうと話をしていました。でももうちょっと練習します(笑)。
Q 順位も5位に上がりました。
順位や結果は後から付いてくるものだと思っています。徳島へ戻ってもやるべきことをやって、ここからまた重要な試合が待っているので、そこに向けていい準備をしたいです。
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「ヴォルティススタジアム」では、
試合後のコメントや試合レポートなども掲載しております。