1万2千人近い大勢の方がホームゲームに足を運んでくださり、選手たちの後押しをしてくれました。前節同様、本当に選手たちの力になり、今一番勢いのある磐田さんに挑みました。今日選手たちに『”39節”というシチュエーションで勝点3を取ろう』と話をして試合に臨みましたが、自分も選手たちも勝てなかったので課題が多かったのだと思います。
内容については、前半準備してきた自分たちのビルドアップに対して、相手の3ボランチと2トップ、あるいはウイングバックがどう出てくるのか見ていました。相手の松原選手を含めて結構重く構えてきたので、青木やエウソン(エウシーニョ)のところ、(児玉)駿斗と鹿沼のところを上手く使いながら、サイドから侵入していい形で押し込むことができていました。ただ残り1/3のエリアは課題で、押し込みながらも狙いが出せず、アタッキングサードのフィニッシュワークには足りない部分があったので、前半押し込んだ中で得点が取れないのは課題かなと。そして、まだ映像は見ていませんが、ロングボール一本で失点してしまったのは課題です。ただ後半、ゲームチャンジャ―の選手たちが追い付き逆転を目指してしっかりやるべき事をやってくれて、ギリギリで追い付き次へ進むことができました。
今日自分の胸が一番熱くなったのは、前節の長崎戦で悔し涙を流したトニー(アンデルソン)と柳澤が、自分たちの責任を果たしてくれたことです。彼らは前節悔しい思いをした分しっかり取り返してくれたのかなと思います。
ただ先ほどロッカールームでも言ってきましたが、喜べる状態ではなく苦言を申したいと。次へは進めたけれど勝利できていないし、ここ数試合失点が重なっていると。前半の状態で点が取れていないのは、自分たちがやってきた事に対してはまだまだ足りない部分があるということです。しかし自分たちは次へ進む権利をいただいたので、そこに向けてこれまで通りトレーニングを積み重ね、勝点3を取らなくてはいけない決勝のシチュエーションをしっかりと戦いたいです。今までと変わらず求めますが、さらにそういったところをしっかりとやっていかないと勝ち上がれないし、まだ何も掴んではいないという話をしました。
今日の試合は終わったので、次の試合に向けて選手やスタッフと共に準備していきたいと思います。
渡に足の痙攣があり、本人からの申し出もあり交代を考えていました。ビハインドだったので中盤を厚くして2列目からの飛び出しを意識したくて、アンカーを置いて2トップ2シャドーという形にして、揺さぶった時にニアゾーンを取りやすくしたい狙いがありました。それから1トップだとクロスを入れる時にどうしても中がトニー1枚だったので、2枚にしたかったという狙いがありました。
今日のシチュエーションで言えば、(ビハインドで)自分たちが追いかけるシチュエーションだったので、磐田さんはペイショット選手を温存する形になって、パワープレーというよりもどちらかと言えば構えて守備からカウンターを狙うシチュエーションでした。
自分たちは相手の交代を見ながらゲームチェンジャーを含めて自分の中では考えていました。ただ実際残り10分くらいでの勝負だなと思っていました。自分たちのアウェイ水戸戦は1-0で勝っている状況の中、引いてしまい追いつかれた試合がありました。今日も選手たちにその事を含めて説明した上で、38試合で悔しい思いや自分たちが勝てなかった事を教訓にしてしっかり体現し、今日プレッシャーを掛け続けるというところは選手たちが本当に良く遂行してくれたと思います。
この2試合、本当に大勢の方が後押ししてくれたパワーがあります。それをしっかりと背で受け止めて、次は強烈なアウェイだと思いますが、大宮や仙台等とこれまでそういったアウェイでやってきた経験もあるので、しっかりメンタルを持ちながら次に臨みたいと思います。
クロスを増やそうという課題があったので、そのトレーニングをずっとやってきていて、コー(柳澤)も 良いクロスを上げてくれた結果、僕も良い形で合わせることができ得点することができました。
その通りかもしれません。我々選手はミスをして、分析して、修正して、努力して、成長するというサイクルをずっと繰り返しているので、前回の失敗から学べたし、前回の失敗から新たなモチベーションが作れたので得点することができました。
僕は全然スターではなく、ヴォルティスに所属する一人の選手です。僕の頭の中にはチームの勝利、そしてチームのためにという言葉しかありません。点を決めた後、もちろんハードワークをし続けましたけど、何人かの交代で新たなパワーがピッチに入り少しサボることができました。サボるというのは呼吸ができるようになったという意味です。だけど最初に言ったように、チームの勝利が全てなので、それだけだと思います。
昇格を掴み取るには、今までやってきたこと、築きあげてきたこと、積み上げてきたことをもう一度最後に表現することが大事だと思います。ヴォルティスは今季いろんな壁を乗り越えてきた結果、堅いチームにできあがったと思います。全員守備・全員攻撃といった言葉通りにみんながやれていると思いますし、そういったことがこの順位につながっていると思います。ピッチだけではなく、ピッチ外でもクラブハウスやチームの雰囲気が非常にいいし、本当に素晴らしいファミリーを作ることができたと思います。ですから今季最後の試合でも今までずっとやってきたことをもう一度やるだけだと思います。
トニーはヘディングも上手いので、うまく決めてくれたなという感じです。
最終節で悔しい思いをしたのですが、次の日の練習では切り替えられたし、チームのみんなもポジティブな声掛けをしてくれて周りに助けてもらいました。今日は自信を持って、でもそこまで気負わずに自分の力を100%出すことに集中していた結果のクロスだと思います。気負っていたら固くなっちゃうので、「やらなきゃ、やらなきゃ」という感じもありましたけど、落ち着いてやることを意識していました。焦っても点は入らないし、ベンチからもそういう声がすごく出ていました。
一番です。自分はあまりクロス上げるタイプではないし、キャリアの中でもクロスでゴールをアシストしたのは少ないのでほっとしています。
監督から「2トップにして中には人がいるから、サイドの1対1からクロスを上げていけ」との指示があり、やることははっきりしていました。そしてアシストの場面は単に上げるのではなくて、しっかり見極めてクロスを入れられたと思います。
ここまで負けられないというか、勝たなきゃいけない試合が10試合以上続いていたので、やることは一緒かなと思います。僕もアシストをしましたけど、まだ何も掴めていないので次の試合で勝つだけです。
試合への入りから守備は前から行き、攻撃は相手の背後を狙っていくというプランでした。決して引くとかじゃなくて、入りから点を取りに行くような攻撃的に行くプランでした。
そうですね。スカウティングでは相手が前からハードワークしハイプレスに来る想定でしたが、意外と真ん中では持たせてくれるなという印象でした。思っていたよりハイプレスで来る感じはなかったなと思います。
まずは連続失点をしないで、じれないことです。絶対にチャンスは来るという話を全員でしたので、そこまでに連続失点を避けてリズムを崩さないというのはチームで共有しました。
全然納得できるものではなかったですし、もっとチャンスを作っていかなきゃいけないと思います。チーム的には今まで無かったあのような緩い失点が最近増えているので、そこは重く受け止めて修正しなくてはいけないと思っています。
勝たなきゃいけないという分かりやすい試合です。試合への入りから全員がアグレッシブに、今まで積み重ねてきたものを出すだけだと思います。大きく変えて臨むということはないです。これまで通りしっかり守備を構築しながら丁寧に攻めていくというのは変わりませんし、そうやるべきだと思っています。
徳島ヴォルティス公認ファンサイト「ヴォルティススタジアム」では、試合後のコメントや試合レポートなども掲載しております。
COMMENT
1万2千人近い大勢の方がホームゲームに足を運んでくださり、選手たちの後押しをしてくれました。前節同様、本当に選手たちの力になり、今一番勢いのある磐田さんに挑みました。
今日選手たちに『”39節”というシチュエーションで勝点3を取ろう』と話をして試合に臨みましたが、自分も選手たちも勝てなかったので課題が多かったのだと思います。
内容については、前半準備してきた自分たちのビルドアップに対して、相手の3ボランチと2トップ、あるいはウイングバックがどう出てくるのか見ていました。相手の松原選手を含めて結構重く構えてきたので、青木やエウソン(エウシーニョ)のところ、(児玉)駿斗と鹿沼のところを上手く使いながら、サイドから侵入していい形で押し込むことができていました。ただ残り1/3のエリアは課題で、押し込みながらも狙いが出せず、アタッキングサードのフィニッシュワークには足りない部分があったので、前半押し込んだ中で得点が取れないのは課題かなと。そして、まだ映像は見ていませんが、ロングボール一本で失点してしまったのは課題です。ただ後半、ゲームチャンジャ―の選手たちが追い付き逆転を目指してしっかりやるべき事をやってくれて、ギリギリで追い付き次へ進むことができました。
今日自分の胸が一番熱くなったのは、前節の長崎戦で悔し涙を流したトニー(アンデルソン)と柳澤が、自分たちの責任を果たしてくれたことです。彼らは前節悔しい思いをした分しっかり取り返してくれたのかなと思います。
ただ先ほどロッカールームでも言ってきましたが、喜べる状態ではなく苦言を申したいと。次へは進めたけれど勝利できていないし、ここ数試合失点が重なっていると。前半の状態で点が取れていないのは、自分たちがやってきた事に対してはまだまだ足りない部分があるということです。しかし自分たちは次へ進む権利をいただいたので、そこに向けてこれまで通りトレーニングを積み重ね、勝点3を取らなくてはいけない決勝のシチュエーションをしっかりと戦いたいです。今までと変わらず求めますが、さらにそういったところをしっかりとやっていかないと勝ち上がれないし、まだ何も掴んではいないという話をしました。
今日の試合は終わったので、次の試合に向けて選手やスタッフと共に準備していきたいと思います。
Q 後半、玄選手を投入しシステムを変更しました。ルーカス(バルセロス)選手もポジションを試合中に変えていました。その狙いを教えてください。
渡に足の痙攣があり、本人からの申し出もあり交代を考えていました。ビハインドだったので中盤を厚くして2列目からの飛び出しを意識したくて、アンカーを置いて2トップ2シャドーという形にして、揺さぶった時にニアゾーンを取りやすくしたい狙いがありました。それから1トップだとクロスを入れる時にどうしても中がトニー1枚だったので、2枚にしたかったという狙いがありました。
Q 同点に追い付いた後、最後は磐田さんのパワープレーの時間帯を想定して今週準備されていました。プレスを掛け続けられた事が大きかったですか?
今日のシチュエーションで言えば、(ビハインドで)自分たちが追いかけるシチュエーションだったので、磐田さんはペイショット選手を温存する形になって、パワープレーというよりもどちらかと言えば構えて守備からカウンターを狙うシチュエーションでした。
自分たちは相手の交代を見ながらゲームチェンジャーを含めて自分の中では考えていました。ただ実際残り10分くらいでの勝負だなと思っていました。自分たちのアウェイ水戸戦は1-0で勝っている状況の中、引いてしまい追いつかれた試合がありました。今日も選手たちにその事を含めて説明した上で、38試合で悔しい思いや自分たちが勝てなかった事を教訓にしてしっかり体現し、今日プレッシャーを掛け続けるというところは選手たちが本当に良く遂行してくれたと思います。
Q 次の千葉戦は強烈なアウェイに乗り込む形となりますが、サポーターの皆さんは駆けつけてくれると思います。そこに向けてメッセージをお願いします。
この2試合、本当に大勢の方が後押ししてくれたパワーがあります。それをしっかりと背で受け止めて、次は強烈なアウェイだと思いますが、大宮や仙台等とこれまでそういったアウェイでやってきた経験もあるので、しっかりメンタルを持ちながら次に臨みたいと思います。
Q 素晴らしい同点ゴールでした。
クロスを増やそうという課題があったので、そのトレーニングをずっとやってきていて、コー(柳澤)も 良いクロスを上げてくれた結果、僕も良い形で合わせることができ得点することができました。
Q 長崎戦の悔しい思いが今日のゴールにつながったのではないでしょうか?
その通りかもしれません。我々選手はミスをして、分析して、修正して、努力して、成長するというサイクルをずっと繰り返しているので、前回の失敗から学べたし、前回の失敗から新たなモチベーションが作れたので得点することができました。
Q 傷だらけの顔を見たら、今日の活躍がわかります。
僕は全然スターではなく、ヴォルティスに所属する一人の選手です。僕の頭の中にはチームの勝利、そしてチームのためにという言葉しかありません。
点を決めた後、もちろんハードワークをし続けましたけど、何人かの交代で新たなパワーがピッチに入り少しサボることができました。サボるというのは呼吸ができるようになったという意味です。だけど最初に言ったように、チームの勝利が全てなので、それだけだと思います。
Q 次は千葉戦。勝つしかないゲームです。そして今のチームでは最後の試合ということになります。ヴォルティスが最高の瞬間迎えるためには何が必要でしょうか?
昇格を掴み取るには、今までやってきたこと、築きあげてきたこと、積み上げてきたことをもう一度最後に表現することが大事だと思います。ヴォルティスは今季いろんな壁を乗り越えてきた結果、堅いチームにできあがったと思います。全員守備・全員攻撃といった言葉通りにみんながやれていると思いますし、そういったことがこの順位につながっていると思います。ピッチだけではなく、ピッチ外でもクラブハウスやチームの雰囲気が非常にいいし、本当に素晴らしいファミリーを作ることができたと思います。ですから今季最後の試合でも今までずっとやってきたことをもう一度やるだけだと思います。
Q 同点ゴールにつながる素晴らしいクロスでしたね。
トニーはヘディングも上手いので、うまく決めてくれたなという感じです。
Q 最終戦以降、雪辱に燃えている気持ちは大きかったと思います。
最終節で悔しい思いをしたのですが、次の日の練習では切り替えられたし、チームのみんなもポジティブな声掛けをしてくれて周りに助けてもらいました。今日は自信を持って、でもそこまで気負わずに自分の力を100%出すことに集中していた結果のクロスだと思います。
気負っていたら固くなっちゃうので、「やらなきゃ、やらなきゃ」という感じもありましたけど、落ち着いてやることを意識していました。焦っても点は入らないし、ベンチからもそういう声がすごく出ていました。
Q 今季何番目くらいの良いクロスでしたか?
一番です。自分はあまりクロス上げるタイプではないし、キャリアの中でもクロスでゴールをアシストしたのは少ないのでほっとしています。
Q ピッチに入る時はどのような指示がありましたか?
監督から「2トップにして中には人がいるから、サイドの1対1からクロスを上げていけ」との指示があり、やることははっきりしていました。そしてアシストの場面は単に上げるのではなくて、しっかり見極めてクロスを入れられたと思います。
Q 次は千葉との決勝です。
ここまで負けられないというか、勝たなきゃいけない試合が10試合以上続いていたので、やることは一緒かなと思います。僕もアシストをしましたけど、まだ何も掴めていないので次の試合で勝つだけです。
Q 今日はゲームプランとしてどんなイメージを持っていましたか?
試合への入りから守備は前から行き、攻撃は相手の背後を狙っていくというプランでした。決して引くとかじゃなくて、入りから点を取りに行くような攻撃的に行くプランでした。
Q 一方の磐田はやや構える守備で試合に入っていました。
そうですね。スカウティングでは相手が前からハードワークしハイプレスに来る想定でしたが、意外と真ん中では持たせてくれるなという印象でした。思っていたよりハイプレスで来る感じはなかったなと思います。
Q その中で1点を先制されてしまうという展開。ピッチ内でどのようなやり取りがありましたか?
まずは連続失点をしないで、じれないことです。絶対にチャンスは来るという話を全員でしたので、そこまでに連続失点を避けてリズムを崩さないというのはチームで共有しました。
Q 高木選手自身、今日のパフォーマンスを振り返ってください。
全然納得できるものではなかったですし、もっとチャンスを作っていかなきゃいけないと思います。チーム的には今まで無かったあのような緩い失点が最近増えているので、そこは重く受け止めて修正しなくてはいけないと思っています。
Q あと1勝です。決勝に臨む気持ちを聞かせてください。
勝たなきゃいけないという分かりやすい試合です。試合への入りから全員がアグレッシブに、今まで積み重ねてきたものを出すだけだと思います。大きく変えて臨むということはないです。これまで通りしっかり守備を構築しながら丁寧に攻めていくというのは変わりませんし、そうやるべきだと思っています。
徳島ヴォルティス公認ファンサイト
「ヴォルティススタジアム」では、
試合後のコメントや試合レポートなども掲載しております。