徳島ヴォルティス

REPORT

COMMENT

監督
増田 功作

Q試合を振り返って

選手・スタッフ、様々な思いがある中での今日の一戦でした。いろいろな報道等でご存じかと思いますが、うちの選手達は前任の吉田達磨監督のことを愛していましたし、やっている方向性も間違っていないと。先日引退した島川選手も本当に素晴らしい人間性で、自分にとっても寂しい思いがあります。選手達が今の状況を今の思いをピッチに向かってプレーしようという気迫を非常に感じました。前半はその思いや気迫が空回りした状態で1点ビハインドになりましたけど、後半は冷静になろうと。立ち位置も少し修正して、やっぱり俺らはゴールを目指すフットボールを目指しているということで、よりゴール前に圧力がかけられるような意識で臨みました。その結果、後半は本当に逆転できてもおかしくないくらいで、しっかり追い付いてくれて、そこで守りに入らずに攻めに行こうという決意で戦って試合を終えました。

 

Q前半は『その思いが空回りしている』という事でしたが、どういった精神状態だったのでしょうか?またハーフタイムにはどういった指示を与えて勢いづけられたのか教えてください。

元気が無かったのではなくて元気があり過ぎたんだと思います。それで気負ってしまい、その部分で逆に足が動かなくなってしまったと僕は捉えています。後半からどう変えたかという事ですが、そもそも前半から(後半と)同じような立ち位置でやろうとしていたんですけど、右サイドのエウシーニョ選手、西野選手、チアゴアウベス選手のポジショニングを修正しました。彼らのサッカー観がある中で、チームがやろうとしているポジションの修正を右サイドでしました。

 

Q後半途中からシステムを3バックに変更されたりしていたと思いますが、戦術面ではどういった修正を図ったのでしょうか?

実際に3バックにしているのは攻撃の時なので、守備の時は3バックではありませんでした。それは清水さんのストロングポイントを踏まえての形でした。

 

Q難しい状況の中でも勝点1取りましたがその評価と選手達にはどんな声をかけましたか?

先ほども選手達に言いましたが、ここ数日で劇的に変わる事が無かった中で、こういう上位の清水さん相手にみんながファイトしてくれました。先ほども言いましたが、吉田達磨監督への思いや島川選手の思いも含めて、それが最後の同点につながったんではないかと思います。

FW 15
棚橋 尭士

QPKは緊張しませんでしたか?

緊張しませんでした。
(PKを獲得した場面は)最初はシュートを打とうと思っていましたが、相手の寄せが早かったので切り替えてシュートを打とうと思って引っかかりました。シュートのこぼれ球を狙っていましたし、転がってきた時に切り返す判断ができたのは大きかったです。

Q次の試合に向けて

今日は引き分けだったので勝てていません。まずホームで勝つことだけを見据えて、そこで自分のプレーやゴールで貢献したいです。

Q今日はどんな思いを持ってピッチに入りましたか?

久しぶりにメンバーにも入りましたし、すごくいい環境というかピッチでやれる幸せがあったので、とにかく自分のできる事をプレーする気持ちで入りました。

MF 17
髙田 颯也

Q途中出場でPKにつながるドリブル突破もありましたが、試合を振り返って。

チーム状況もいろいろある中で、どうしてもチームとしては勝点が欲しかったですし、自分としてはよりゴールに向かっていく事を考えていた中で、得点につながって良かったです。自分が出たらどんどん(中へ)仕掛けようと思っていました。

Q次の試合に向けて

今日勝点3は取れなかったので、次こそは勝点3を取れるように頑張ります。

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