徳島ヴォルティス

REPORT

COMMENT

監督
増田 功作

前半、何度か我々が狙っていた背後の抜け出しからチャンスになったシーンがありました。得点がなかなか奪えませんでしたが、PKからゴールを奪うことができました。その後からどうしても守備の時間が長くなってしまって、相手を押し込む時間帯が少なくなったんですが、前線の選手達を含めて本当にハードワークしてくれました。前節6失点している中、クリーンシートで終えることができたのはチームとして非常に良かったと思います。

Q 前節と比べてラインを高く保ちコンパクトに守れていました。守備の評価は?

後ろの選手だけでなくて、中盤・前線の選手が一体となった距離感でした。ラインを押し上げられたのも前線や中盤の選手のけん制があってこそです。ただ相手もそこを上手く外してくることはわかっていたので、外されたらラインを下げてなるべくペナルティエリア内に入らせないようにという所は上手くいっていたと思います。

Q ボールを持った時に積極的に裏を狙っていたと思いますが、ロングボールが収められない時間帯も長かったです。そこの狙いと評価は?

基本的には一発で背後というよりは、相手の1トップ2シャドーの圧力が強いので、ボランチを含めて5対3の形で外そうという狙いがありました。何回か外す事はできていましたが、相手もマンツーマン気味で来ていたので、逆にサイドのスペースが空いていたのでそこを狙っていこうと思っていました。

Q 改めて7試合ぶりの勝利となりました。喜びの声をお願いします。

負け過ぎていますが、もちろん勝った事は嬉しいです。攻撃的な選手たちや途中から入った選手達も本当にハードワークしてくれました。本当であれば攻撃に時間を使いたかったですが、チームのために走ってくれたことは本当に大きかったと思います。

Q 攻撃に時間を使うために必要な事は?

前節6失点していた後の試合で、前半に先制点が取れました。(最近の試合を受けて)メンタル的な部分でどうしても重心が重くなってしまいますが、そこに関してはあまりネガティブな要素では無いと思っています。1つギアを上げればそういった(攻撃の)場面も作れていたと思いますが、出ていったリスクを考えると1週間準備してきていた守備の部分での評価は大きいと思います。

Q ゲームプランとしては、ある程度藤枝にボールを持たせるのもありという考え方だったのでしょうか?

ボールを持たせるというか、持つラインをある程度を設定しました。藤枝のGKはフィードも距離が出るので、うちとのライン設定も含めてそこからボールを奪ってゴールを狙いたかったので、そういった意図がありました。

Q 前節の6失点から今回は無失点でした。選手のマインドを含めた修正した部分は?

まずはチームとしてやるべき事を選手達が迷わずできるようにすることが一番でした。どこのラインでプレッシャーをかけて、中盤がどの位置にいて、最終ラインはボールホルダーの状況によってライン設定を含めてカバーリングやアタックのポジションをしっかりと迷いなくできるように、トレーニングからやってきました。

FW 9
ブラウン ノア 賢信

Q 得点シーンを振り返って。

PKは自信があるので、落ち着いて決めることができました。間接視野でGKの動きを見ながら蹴りました。

やっと取れましたが、まだ1点なのでこれからもっと取っていきたいです。

Q スピードを生かしてチャンスを作ることができていましたが決められませんでした。

本当にそこが自分の中でまた見つめ直さなければいけない部分です。流れの中で点を取らなくてはいけないと思います。

Q 次の試合に向けた課題は?

1対1で勝てていた部分もありましたけど、守備面ではまだ完全に合っていない部分があったので、後ろの選手とコミュニケーションを取りながら合わせていきたいです。

Q 次はホームゲームです。

今シーズンまだ勝てていないので、ホームの山形戦で勝てるようにしたいです。

DF 42
橋本 健人

Q 試合を振り返って。

勝った事が本当に大きかったです

Q 相手のハイプレスに対して裏を狙っていくプランだったのでしょうか?

いつもよりSBの位置を低く取って、相手のWBを引き出してサイドのスペースを狙っていこうというプランでした。ボールの収まりのいいブラウンノア選手や渡選手を空けるために、相手をあえて縦にスライドさせて、相手を引き出して裏を狙う意図でした。特に前半は何回も出すことができましたが、もっとできたと思います。
(ブラウンノア選手がGKと1対1になった場面も)相手の3センターバックが攻撃的な分、奪った後のスペースが空くのはチームとしても狙っていたので良かったです。

Q クリーンシートで終えられた事については。

6失点した事をチームとして受け止めて、ラインの上げ下げやどこのエリアから守るのか、コーチ陣とも1週間かけて準備してきたものを、後ろの選手だけでなくて全員で集中力高くやるべき事をやれたことがクリーンシートにつながったと思います。

Q 改めて勝利の喜びの声をお願いします。

藤枝まで沢山のサポーターの皆さんに駆けつけてくれてもらった中で勝てた事が嬉しいです。

MF 11
杉森 考起

Q 試合を振り返って

いつもと違うフォーメーションで、前から相手がプレスに来ることがわかっていたので、自分の立ち位置としては相手のボランチが食いついたところで上手くボールを引き出せるポジションを取ることを一番考えてプレーしました。ボールを保持する時間が短かったんですが、守備のところでしっかりブロックを作れました。前回の試合で6失点した中で、相手は違いますが今日は無失点で耐えたのは良かったと思います。

Q 勝ち切れたポイントは?

ゼロで抑えたところだと思います。今までだと前半に点を取れても失点してしまったり、最後の最後の時間帯に失点したり、苦しい時間帯に失点してしまう流れがありました。今日は本当に相手のクオリティもありますが、守り切れたのはみんなの頑張りによるものです。ゼロで終えられたのは今のチームに必要な事ですし、攻撃の選手としては1点だけじゃなくて、2点目、3点目を奪ってチームを助けられるようにしたいです。

Q 藤枝まで沢山のサポーターが駆けつけてくれました。

アウェイでこれだけ多くのサポーターの皆さんが来てくれるのはありがたいことですし、そのおかげで勝利することができました。次はホームゲームなので、長く勝てていませんが勝って喜び合いたいです。

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