徳島ヴォルティス

徳島ヴォルティス設立20周年を迎えて

クラブ2024.09.10

2004年9月10日に徳島ヴォルティス株式会社を設立し、本日2024年9月10日でクラブ設立20周年を迎えることができました。徳島ヴォルティス株式会社 代表取締役社長の岸田一宏よりご挨拶申し上げます。


徳島ヴォルティス株式会社設立20周年を迎えて

ファン・サポーターの皆さま、株主の皆さま、スポンサーの皆さま、ホームタウンの皆さま、そして徳島ヴォルティスに関わっていただいている全ての皆さま、いつも格別なるご支援、ご声援、誠にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。

徳島ヴォルティス株式会社は、本日2024年9月10日に設立20周年を迎えることができました。大塚製薬サッカー部として1955年に創設、2004年にJリーグ入会、その年にジャパンフットボールリーグ(JFL)2連覇を達成し、2005シーズンからのJ2リーグ参入を決めて以来、20年間皆さまとともにJリーグを舞台に戦ってまいりました。

その間、大変多くの方々のご支援をいただきながら、J2初年度に記録した9位という躍進から、その後3年連続最下位という苦しい時期を経て、J1昇格を争えるような力を付けて見事に四国初のJ1昇格を国立競技場で決めたのが2013年12月8日のことでした。2014シーズンはクラブ設立10周年の記念すべき時にJ1の舞台を経験しました。

初のJ1リーグは大変厳しいもので、1年でのJ2降格となりましたが、最初のJ1を経験したクラブは大きな経験値を得て、クラブとしての規模をさらに向上させていく重要性を認識し、J1に定着することを新たな目標に設定してこれまで多くの発展を遂げてきました。

2017シーズンにクラブとして初の外国籍指揮官としてリカルド ロドリゲス監督を招き、2019シーズンの湘南ベルマーレとのJ1参入プレーオフ決定戦敗退という悔しい経験を経て2020シーズンにクラブ初タイトルとなるJ2リーグ優勝を果たし、2度目のJ1昇格を掴みました。2021シーズンはJ1で10勝をしながらも再度降格となりましたが、クラブとしてJ1定着への思いを更に強め、再びJ1へ挑むべく体制を構築しております。

途中に3年間ほど新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、クラブはこの20年間でスポンサーをはじめとする多くの皆さまのご支援をいただきJ1リーグでも戦うことのできる経営規模となり、観客入場者数においても2023シーズンにはJ2リーグではクラブで過去最多の平均入場者数(5,976人)を記録しました。20周年記念事業として実施したクラウドファンディングにおいても支援金額1,500万円の目標を達成するなど、着実にクラブを支えていただく皆さまの輪が広がっていることに感謝申し上げます。

そのような中で、昨シーズンから成績が安定せず、皆さまには非常にご心配をお掛けし、今シーズンにおいても成績不振による監督交代の事態となりましたが、クラブとしての目標を見失わずに一戦一戦を大事に戦い何とか順位を上げてきました。今シーズン最後まで1つでも上の順位を目指して全力で戦ってまいります。

クラブとしては20周年となる節目の年に、クラブスローガン「徳島とともに、最高の瞬間を。」を掲げ、次の新たな時代へ向け更なる成長を遂げていかなければならないと強く感じております。

これまで以上に、県民に愛され、地域の誇りとなるクラブであり続けられるように邁進してまいります。
応援いただく全ての皆さまとともに、明るい未来へ歩んでまいりたいと思いますので、引き続きのご支援、ご声援よろしくお願い申し上げます。

徳島ヴォルティス株式会社
代表取締役社長
岸田 一宏

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